声帯麻痺<反回神経麻痺>の手術

甲状軟骨形成術

声帯麻痺(反回神経麻痺)の治療法の一つとして行います。
のど仏のある前頸部皮膚を小さく切開し、声帯を覆う甲状軟骨を一部切除、その上でシリコンを注入して声帯の隙間を少なくします。局所麻酔下で行うため、患者様の声を直にききながら適切な位置に声帯を移動させることができますので、効果を実感しやすい方法と言えます。
なお、手術の所要時間は1~2時間程度です。手術自体は簡便なものであり、ご高齢の方や体力の落ちている方に行うことも可能です。

対象となる病状 声帯麻痺(反回神経麻痺)で声帯が異常な位置に固定されたりして、声が出にくい場合
対象年齢 特に年齢制限はありません。
意義 声帯の位置や萎縮を修正し、声を正常化する。
手術方法 首の真ん中、のど仏のあたりの皮膚を5㎝ほど切開し、甲状軟骨に窓を開けて声帯を操作します。
麻酔方法 通常、局所麻酔科の手術。発声してもらって、一番良い声帯の位置を探ります。
手術での危険性 たまに息苦しさや発声がしにくくなることがあり、再手術を要することもあります。
手術所要時間 1時間~2時間
入院日数 1泊~2泊
手術後の注意点 手術後3,4日は発声を控える必要があります。
術後の外来通院 約2ヶ月間(週2,3階(2週間)+2週間に1度(6週間))
備考・その他の注意点 加齢による声がれにも効果的な手術です。

手術後の注意点

  • 手術後3,4日は発声を控える必要があります。

声帯麻痺<反回神経麻痺>の手術費用

声帯麻痺(反回神経麻痺)の手術 実質自己負担額
甲状軟骨形成術 80,000~110,000円

※実質自己負担額は、高額療養費制度を利用された一般的な所得<区分ウ>の方の概算金額です。所得によって異なります。また、入院期間・処置等によっても多少前後いたします。