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2019.03.15

院長が語るアレルギーの話【第4弾】だんとつはアレルギー性鼻炎

アレルギーが引き起こす症状は様々です。どこでアレルギー反応が起こっているかによって症状が変わります。

代表的なのは、やはりアレルギー性鼻炎で、鼻の粘膜でアレルギー反応が出ていることになります。他にアレルギーが起こる場所としては、眼の結膜(アレルギー性結膜炎)、皮膚(湿疹、アトピー)、気管粘膜(ぜんそく)などがあります。そして、これらのアレルギーは生後の時期で発症しやすい年齢帯が微妙に違います。つまり、乳児期から2,3才まではアトピー性皮膚炎、主として幼児期はぜんそく、小学校就学前後からはアレルギー性鼻炎が多くなると言う一般的な傾向があります。そして、それらを一人の人の中で、その年齢帯ごとに順番に発症する場合があり、アレルギー・マーチと呼ばれています。

しかし、最近ではその順番が一定でない場合も多く、また、30,40歳代で喘息を発症することが増えているようです。アレルギーを発症したり、しなかったり、なぜこのような違いが起こるのかは十分に解明されたわけではありません。しかし、近年、この分野の研究は着実に進んでおり、異種タンパク(卵、肉、牛乳など)や細菌が皮膚から入るのか、口から入るのかで免疫の反応が変わり、アレルギーを発症したり、抑えられたりすることが徐々にわかってきました。

そのメカニズムの多くが解明されたとき、アレルギーに対する根本的な治療ができるようになるにちがいありません。

アレルギーの話 その1はこちらから
アレルギーの話 その2はこちらから
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