事務長の徳永です。
前回は、hi-mexが“イキイキストローク”という活動をしていることについて触れました。
今回は、イキイキストロークってどんなことをしているのか?について具体的にご紹介したいと思います。
hi-mexでは、毎朝一人、朝礼でイキイキストロークを発表します。
そこでは、
“スタッフの中の誰か一人について、その人のクレドに沿ったいい行動や考えを具体的に本人とみんなに伝える”
ということをしています。
もう少し詳しく見ていきましょう。
クレドに沿ったいい行動を見つける
hi-mexにはクレドというものがあります。
クレドとは、ラテン語で「信条」「志」を意味する言葉で、組織活動の拠り所となる価値観や判断基準、行動基準を文章化したものをいいます。
クレドに沿った行動が増えると、私たちが目指すいい医院にどんどん近づける、というとても大切なものです。
ですので、イキイキストロークでは、クレドに沿ったいい行動を見つけて、どんどん伝えていきます。そして、どんどんクレドに沿ったいい行動を増やしていきます。
また、みんなに発表するには「なんでそれがいいのか?」と、深く考える必要があります。深く考えるからこそ、そんな行動をする相手とクレドに関する理解が深まっていきます。
クレドのほどんどは、あたりまえなことです。
ただ、あたりまえなことほど、深い理解が必要だったりしますので、クレドについて深く考えるきっかけとしてとても大切な取り組みなのです。
うまいもんはうまい!いいもんはいい!
日本人は謙虚で恥ずかしがり屋さんが多いので、「あの人いいな〜」と思っても、伝えないままなことも多いかと思います。
昔、笑福亭鶴瓶さんが「うまいもんはうまい!」というキャッチフレーズをおっしゃるCMがありました。
そうです。うまいもんはうまいし、いいもんはいいんです!率直に伝えることが大切なのです。
いいことをしている人は、自然と意識せずにできている場合が少なくありません。一方で、できていないことに目が行きがちな人も多いかと思います。
そんな人にハッキリと「いい!」と伝えると、「これで良かったんだ。」と本人が驚くことも少なくありません。うれしさも湧いてきます。同時に、ちょっとした恥ずかしさも(笑)
きっと自信をもって、自分のいい行動や考えをもっと活かしてみようと思う人が多くなるはずです。
ですので、良さを強く実感する為に、誰か個人名を名指しで賞賛することが大切になります。
安心と信頼の風土
イキイキストロークを発表する人は、自分の番が回ってくるまでに他のスタッフを良く見ます。(※当院の場合は、それがなくても仲間のことをちゃんと見て、フォローしている人が多いですが)
そして、その人のいいことをどんどん目にします。それを相手に伝えます。すると、相手もちゃんと見てもらっている実感が湧いてきます。
ちゃんと見てもらっている、解ってもらっている、という安心感のある職場はとても大切です。
その土台があるからこそ、自分の持っている力を存分に発揮できる。これが私たちが目指すものです。
私たちの理念は“良質な医療と癒しの空間の創造”です。
患者さんに良い医療や看護をする為に、大切なのは私たちがイキイイと輝いて働くことだと考えています。
その為の取り組みの一つが、この“イキイキストローク”なのです。
最後までご覧いただき、感謝(^人^)