
こんにちは!老木医院のアレルギー疾患療養指導士(CAI)の楠永です。
アレルギーのお悩みに寄り添うコラム、「老木医院アレルギー相談室」第4回目をお届けします。
春の訪れとともにツラい花粉シーズンが近づいてきました。
2026年の花粉飛散予測では、全国的に飛散量が例年並みかやや多い見込みで、スギ花粉は2月上旬〜中旬頃から飛び始め、本格的なピークは3月上旬〜中旬ごろと予想されています。
参考:https://weathernews.jp/news/202601/130246/
そこで今回は、花粉症の「初期治療」と並んで大切なもうひとつの対策、抗原回避(アレルゲン回避)方法について詳しくお話しします。
抗原回避ってなに?
「抗原」とは、アレルギー反応を引き起こす原因物質のこと。花粉症では、空気中を飛ぶ花粉そのものが抗原です。
抗原回避とは、できるだけ花粉と接触する機会を減らすことをいいます。
これにより、花粉症の症状を軽くしたり、薬だけに頼らない対策を行うことができます。
花粉の「飛散ピーク」はいつ?
-
スギ花粉:2月中旬〜3月中旬ごろがピーク予想
- ヒノキ花粉:3月下旬〜4月上旬ごろがピーク予想
(地域差あり)
ピーク時期だけでなく、飛散が始まる前の今の時期から回避対策を意識することが、症状を抑えるために大切です。
参考:https://weathernews.jp/news/202601/130246/
抗原回避の基本
以下の工夫は、花粉との接触を減らし、症状の悪化を防ぐ助けになります。
外出時の工夫
マスク+花粉用メガネ(サングラス)でカバー
花粉が鼻や目に入るのを減らせます
風の強い日は外出を控える
花粉が大量に飛びます
洋服は花粉の付きにくい素材を選ぶ
ポリエステルなどがおすすめ
帰宅時のケア
帰ったらすぐに衣服をはらう・着替える
花粉を部屋に持ち込まない
帰宅後はシャワーや洗顔・うがい
体についた花粉を洗い流す
室内はこまめに掃除・空気清浄機(HEPAフィルター)
室内の花粉量を下げる
日常生活の工夫
洗濯物は室内干しにする
花粉が衣類に付着しません
車利用時は外気ではなく再循環モード
車内への花粉侵入を減らす
乾燥しすぎないように、適度な室内環境(湿度40〜60%)を保つ
街の花粉情報も活用しましょう
今は、インターネットやアプリでリアルタイムの花粉飛散情報が確認できます。
「今日は多い」「明日は少ない」といった日々の状況を把握することで、外出や室内環境の調整がより効果的になります。
https://weathernews.jp/pollen/kinki/obs.html
初期治療と合わせて行うと効果UP!
抗原回避は、薬の初期治療(早めの服薬開始)と併せて行うことでさらに効果的です。
薬だけに頼らず、生活の中でできる工夫を取り入れることで、花粉シーズンをより快適に乗り越えましょう。
私たちはサポートします
「どんな方法が自分に合うの?」
「薬とのバランスはどうしたら?」
こうしたご相談にも、私たちCAI(アレルギー疾患療養指導士)は丁寧にお答えしています。
お気軽に、老木医院までご相談ください。
春を楽に過ごす準備は、「飛び始める前の今」から始めましょう。













