鼻の中(鼻の奥)・鼻水が臭い原因と治療法

鼻の中(鼻の奥)・鼻水が臭い原因と治療法

何か嫌な臭いがするので、異臭の元を探してみたら、実は自分の鼻の中の臭いだった…などということがあります。

独特のにおいのある食べ物を食べた後に鼻ににおいが伝わって臭く感じるということもありますが、何らかの鼻の病気を原因とする可能性も考えられます。

鼻の中が臭い原因

鼻の中が臭い原因

急性副鼻腔炎

顔の中には副鼻腔(ふくびくう)という空洞があります。その副鼻腔に風邪やアレルギー性鼻炎などを原因として炎症が起きた状態を急性副鼻腔炎といいます。

副鼻腔は鼻腔(鼻の穴)とつながっており、炎症によって副鼻腔内に膿がたまり、鼻の中に強い異臭がすることがあります。他に、鼻づまり・頭痛・嗅覚障害・集中力の低下などの症状があらわれます。

慢性副鼻腔炎(蓄膿症)

副鼻腔炎の状態が長期化すると、慢性副鼻腔炎となります。いわゆる蓄膿(ちくのう)症とも呼ばれます。

急性副鼻腔炎同様の症状が見られる他、鼻の内側の粘膜が腫れ、鼻腔内に垂れ下がった鼻茸(はなたけ)という症状が付随することが多いです。

副鼻腔真菌症

慢性副鼻腔炎の一種で、副鼻腔内で真菌(カビ)が発生した状態です。通常の副鼻腔炎よりも治療が難しいとされます。

鼻の中の臭いの他、鼻づまりや口臭などの症状を伴います。

萎縮性鼻炎(臭鼻症)

鼻の粘膜が萎縮して硬化・乾燥し、粘膜がほこりなどの異物を取り除くはたらきが弱まり、痂疲(かひ)と呼ばれるかさぶたが出来やすくなります。この痂疲に雑菌が繁殖して強い悪臭を放つことから、「臭鼻症」とも呼ばれます。

比較的最近は少ない疾患で、生活習慣の変化や栄養状態の改善が要因と考えられます。

鼻の中の異物

鼻の中に異物が入ったまま残されると、悪臭や鼻水の臭いなどの原因となります。

特に小さなお子様が食べ物や小さなおもちゃなどを鼻の中に入れてしまう例が多いです。

鼻の中が臭い時の治療法

すぐの受診が難しい場合は、鼻うがいによる鼻洗浄や点鼻薬の使用が方法として考えられます。点鼻薬の使用方法については下のページで詳しく解説しております。

症状が長く続く場合は、必ず耳鼻科を受診してください。

急性副鼻腔炎

鼻汁を吸引して、鼻内を清掃してからネブライザーで鼻内にステロイドや抗ヒスタミン剤を行き渡らせます。また、抗生物質や炎症を抑える薬による薬物療法を行います。

慢性副鼻腔炎

マクロライド系抗菌薬を少量ずつ、長期に使用すると有効な場合が多く認められます。

通院治療を数カ月行っても効果がないか、効果が不十分な場合には、内視鏡下副鼻腔手術が行われます。内視鏡手術は術後の回復が早く、術直後の顔の腫れや頬のしびれなどのリスクも軽減することができるとされます。

慢性副鼻腔炎は、手術後の治療をおろそかにすると再発することがあるので、手術後にも耳鼻咽喉科専門医で診てもらうこと、手術前から使用していた薬を手術後も続けることが重要です。

副鼻腔真菌症

薬による治療が難しいため、手術による真菌除去を検討します。

萎縮性鼻炎(臭鼻症)

鼻水の吸引や鼻洗浄、軟膏や保湿クリームの塗布を行う、保存的な治療が主となります。

鼻の中の異物

鼻鏡で鼻腔内を確認し、異物を取り出します。ご自身で行おうとせず、必ず耳鼻科を受診ください。

お気軽に手術のご相談

大阪和泉市の老木医院では、下のボタンより手術のご相談を承っております。鼻の臭いでお悩みでしたら、まずはお気軽に一度お問い合わせください。

鼻が痛い場合の手術はこちらからお問い合わせください。

鼻に関するその他の症状

以上鼻の中が臭い原因と治療法について解説させていただきました。その他の鼻に関する症状は以下のページにて解説しております。