鼻中隔湾曲症の手術(鼻中隔矯正術)

大阪和泉市の老木医院では鼻中隔湾曲症の手術(鼻中隔矯正術)を行っております。

当院の手術治療へのこだわり

老木医院では鼻中隔湾曲症の日帰り手術は行っておらず、1泊以上の入院をお願いしています。当院の短期滞在(入院)手術へのこだわりについて、ご一読ください。

鼻中隔湾曲症の手術

大阪で鼻中隔弯曲症の手術なら老木医院

鼻の左右の鼻を隔てる鼻中隔は、成長過程で歪んでしまうことがあります。鼻中隔の歪みはごく一般的に見られるもので、日常生活に支障をきたすような症状が現れていない方はそれほど心配する必要はありません。

ただし、鼻中隔の湾曲が大きく、鼻づまりなどの症状がひどくQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)に影響している場合には治療が必要になります。

手術による治療が必要となるのは、以下のようなケースです。

  • ひどい鼻づまりがある
  • よく鼻血が出る
  • 口呼吸の癖がついている
  • 睡眠時無呼吸が見られる
  • 味覚・嗅覚に障害がある
  • 脳への酸素供給不足による頭痛・偏頭痛がある
  • 保存療法で改善が見られない
  • 副鼻腔炎を併発している

鼻中隔湾曲症の手術の概要

大阪の鼻中隔弯曲症の手術の名医

鼻中隔の歪みは成長する過程で生じますので、16歳以上の方のみ受けていただけます。

なお当院では、全身麻酔による1泊2日の入院手術にて対応しております。手術の所要時間は、1時間程度です。

鼻中隔矯正術を含めたこれらの手術で、鼻が低くなることはあり得ない事ではありませんがごく稀です。(当院では一例もありません。)

鼻腔に手術痕が残りますが、傷が治癒すれば外からは全く分からなくなります。

対象となる病状 鼻中隔湾曲症による鼻づまり。
対象年齢 16~60歳
意義 湾曲した鼻中隔を真っ直ぐにして、鼻づまりを解消します。
手術方法 鼻の穴から1cm程度入ったところを切開し、湾曲している軟骨と骨を取り除きます。
腫れた鼻粘膜を切る鼻甲介切除術(びこうかいせつじょじゅつ)も同時に必要になります。
麻酔方法 全身麻酔(希望により局所麻酔も考慮いたします。)
手術での危険性 ごく稀に鼻中隔穿孔・鞍鼻があるとされています。
手術所要時間 1時間程度
入院日数 1泊2日
術後の外来通院 術後1か月以内に3,4回程度、その後は1か月に1回を2,3度で終了

手術後の注意点

  • 手術時に挿入した止血用のガーゼ・スポンジは翌日~数日後に抜きます。
  • 入浴は4・5日目から可能です。
  • 飲酒、運動は2週間程度、禁止です。
  • 術後1か月程度は術後出血の可能性もありますので、激しい運動等は避けていただきます。

鼻中隔矯正術

鼻中隔弯曲症の手術・鼻中隔矯正術

手術では、湾曲している鼻中隔の軟骨を切除し、まっすぐに整えることで根本的な治療を行います。

「鼻中隔矯正術」と呼ばれるこの手術では、鼻の穴から挿入した器具で、鼻中隔の軟骨を切除し、真っ直ぐになるよう整えます。慢性副鼻腔炎を合併しているケースではそちらの手術も同時に行うことがあります。手術後は、ガーゼ・スポンジをつめて鼻中隔軟骨を補強すると同時に、粘膜を修復します。

また、この手術は成人の方でなければ受けられません。鼻中隔をはじめとする顔面の骨格が未完成の状態では、その後の骨の成長に悪影響を及ぼす可能性があるためです。

大阪和泉市の老木医院では、8年間(2016~2023年)に2058件(2023年単年では348件)の鼻中隔矯正術の実績があります。※術式別の件数です。患者様お一人につき複数種類の手術や両耳を同時に行った場合は個別に件数を算出しております。

 

粘膜下下鼻甲介切除術・鼻甲介粘膜切除術

肥厚性鼻炎を併発している場合には、下甲介骨を一部削る「粘膜下下甲介切除術」、厚くなった粘膜を削る「鼻甲介粘膜切除術」も同時に行います。

また、慢性副鼻腔炎の手術を同時に行うことがあります。

鼻中隔湾曲症の手術費用

鼻中隔湾曲症の手術 実質自己負担額
鼻中隔矯正術(片側) 60,000~90,000円

手術費用が大きくなった場合は「高額療養費制度」が適応されます。上記の実質自己負担額は一般的な所得「区分ウ」の方の概算金額です。また、入院期間・処置等によっても多少前後いたします。詳しくは下記のページをご覧ください。

鼻中隔湾曲症の手術に関するQ&A

大阪で鼻中隔弯曲症の手術なら老木医院にお任せください

大阪和泉市の老木医院が鼻中隔湾曲症の手術についての疑問にお答えいたします。

鼻中隔湾曲症の手術にはどのようなデメリットがありますか?

出血・バイ菌の感染・痛みなどのリスクがあります。特に出血については手術後1週間程度は可能性があります。出血がひどい場合は止血や詰め物の処置をさせていただきますので、ご来院ください。

また、鼻中隔穿孔という左右の鼻の穴に通じる孔が生じてしまう症状や、骨や軟骨をとりすぎて鼻が変形してしまう鞍鼻という症状になる可能性がわずかながらあります。

鼻中隔穿孔

骨や軟骨から粘膜をはがす際に、粘膜の一部が破れ、鼻中隔に穴が開いてしまうことがあります。通常は、気になる症状は出ませんが、稀に、呼吸するときに音がしたり、鼻がかみづらくなることがあります。

生じた場合は孔を防ぐ処置や、音が出ないように穴の周囲に処置を行うことで対応することが可能です。

鞍鼻

手術で軟骨や骨を取りすぎてしまうことで鼻が変形してしまった状態です。

近年の内視鏡を使った手術では湾曲の大きな部分に手術個所を絞ることができるため、鞍鼻が起こることは非常にまれです。

鼻中隔湾曲症の手術を受けることで鼻が低くなることはありませんか?

鼻が低くなることはあり得ないことではありませんが、ごく稀です(当院では1例もありません)

鼻中隔湾曲症の手術で顔に傷が残ることはありませんか?

鼻の内側を切開しますので、顔の外側に傷が残ることはありませんのでご安心ください。

鼻中隔湾曲症の手術を17~18歳以降にと言われましたが、それ以前の手術は受けられませんか?

鼻中隔は思春期が終わるまで大きく成長します。それ以前に手術を受けると鼻中隔の成長に支障をきたす可能性があります。思春期を過ぎれば手術が可能になります。

老木医院で手術を受けるとして、大阪市からは遠いですか?

利用される交通機関によっては、JR大阪駅から約70分、地下鉄なんば駅から約60分、JR天王寺駅から約50分、関西空港から約60分でご来院いただけます。

詳しいアクセスはこちらのページをご覧ください。

老木医院へのアクセス

手術をご検討中の方

大阪和泉市の老木医院では鼻中隔湾曲症の手術(鼻中隔矯正術)を行っております。手術をご検討される方はまずは下のボタンより一度お問い合わせくださいませ。

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