鼻が痛い・鼻の奥が痛い原因と治療法

鼻が痛いのはなぜ?

鼻が痛い原因にも様々なものがあります。

疾患を原因とする鼻の痛み

疾患を原因とする鼻の痛み

風邪

風邪をひいたとき、その中でも特にひき始めは、鼻の粘膜が弱っているため、炎症を起こして鼻の奥にツンとした痛みを感じることがあります。

ヘルペス

ヘルペスウイルスによって皮膚にできる水疱です。口周りだけでなく、鼻の中やその周辺にできることがあります。

慢性副鼻腔炎

鼻の奥の痛み、頭痛、頬、目の奥の痛みなどが起こります。慢性化してしまったものは、蓄膿症と呼ばれます。

悪性腫瘍(がん)

稀ですが、副鼻腔にがんができることがあります。進行速度が遅く、転移しにくいため、早期発見ができれば完治も期待できます。喉や耳の痛みが現れてから、鼻の症状が現れるのが一般的です。ですので、喉や耳の痛みがある場合には、念のため耳鼻咽喉科を受診してください。

環境を原因とする鼻の痛み

環境を原因とする鼻の痛み

アレルギー性鼻炎

水っぽい鼻水は、花粉症などのアレルギー性鼻炎の可能性があります。鼻の粘膜が炎症を起こすことで痛みを感じます。花粉等を原因とし、決まった季節に発症する季節性のアレルギー性鼻炎と、ハウスダスト等を原因として起こる通年性のアレルギー性鼻炎に分類されます。

鼻乾燥(ドライノーズ)

鼻の粘膜が乾燥し、皮がむけたりかさぶたができるなどして出血し、鼻の奥が痛みます。多くは冬に発症します。治療を要する病気の症状の一つである可能性もあり、痛み、乾き、鼻血 が続くようでしたら、念のために耳鼻咽喉科を受診してください。

気温・気圧の変化

急に寒いところに出たときに、鼻の粘膜の血管が収縮して痛みが生じることがあります。また、飛行機の離着陸時などの気圧が変化するときにも、鼻や耳に負担がかかり、痛みが生じることがあります。

生活習慣を原因とする鼻の痛み

生活習慣を原因とする鼻の痛み

鼻のかみすぎ

鼻をかむ回数が過度になると、粘膜が傷つき痛みが起こります。鼻をかむときは、力を入れ過ぎないように注意してください。頻繁に鼻をかまないと仕事に差し支えるなどでお困りの方は、耳鼻咽喉科で鼻水を抑える治療を受けるという方法もあります。

鼻毛の抜きすぎ・鼻を触りすぎ

鼻毛を抜くと、粘膜が傷つき、痛みが生じます。カットする方法が安全ですが、その際も粘膜を傷つけないよう注意し、また清潔な器具を使用してください。鼻の穴を触るときも、爪などで傷ついたことが原因で痛みや出血が起こることがあります。

鼻以外の病気を原因とする鼻の痛み

むし歯

上顎の奥歯は、副鼻腔と接しているため、むし歯によって鼻に痛みを感じることは十分にあり得ます。また、むし歯菌・歯周病菌が歯周ポケットを介して副鼻腔に入り込み、「歯性上顎洞炎」を起こすこともあります。

 

鼻の表面に現れる痛み

鼻の表面に現れる痛み

打撲

 鼻を強く打ったときです。痛みが強い、傷が大きい場合には耳鼻咽喉科、または形成外科を受診してください。

ニキビ

鼻にニキビができると、膿んだり赤くなったりするだけでなく、痛みが伴うことがあります。

めんちょう

アクネ菌の感染を原因とするニキビに対し、めんちょうは黄色ブドウ球菌によって起こる炎症です。「おでき」と呼ばれています。触れたときに強く痛みます。

鼻のよくある痛み(痛み方の種類)

鼻に痛みがあるとき、病気によって痛み方が異なります。あくまで目安なので、正確な診断には医師の診察を受けるようにお願いします。

鼻の奥がツーンと痛む

鼻中隔湾曲症

鼻の中の粘膜が炎症を起こして過敏になっていることが考えられます。

鼻の粘膜の炎症は、細菌(バイ菌)、アレルギー(花粉症)、鼻のかみ過ぎ、粘膜の乾燥など様々な原因で起こります。また、水や海水など体液と塩分濃度の違う液体が鼻の中に入ると鼻の粘膜が急激に腫れたり、縮んだりするので、それが刺激となって粘膜の表面に痛みが走ります。

対処

まずは鼻の粘膜を刺激しないことが大切です。鼻をなるべくかまないようにして、冬の寒い外出時夏の冷房が効きすぎている部屋など、乾燥した環境ではマスク着用を心がけましょう。

また、鼻うがいなどを習慣化している人は、鼻の中に入れる液は生理的食塩水(1リットルの水に9gの食塩)にして、水温を体温に近づけることが大切です。あとは原因に応じた対策が必要ですので、長引く場合は耳鼻科を受信しましょう。

鼻の周辺がどんより痛く重い

特に典型的な場合は、頬の奥が重痛く感じたり、眉間部、おでこ、眉毛の奥、歯が痛かったりする場合は、急性の副鼻腔炎を疑います。

頭痛を伴うことも多いです。副鼻腔炎の場合は、緑色や黄色がかったドロッとした鼻水が出たり、それらが喉の奥に回ってきたりします(後鼻漏(こうびろう)といいます)。

対処

早めに耳鼻科を受信して、正確な診断後、早期治療が長引かせないコツです。

鼻の表面や鼻の穴を入ったすぐのところが痛い

鼻の表面が痛い

鼻の穴を入ってすぐの皮膚が炎症を起こすことはよくあります。鼻のかみ過ぎによる刺激、四六時中、鼻水が出ることによる刺激、他に細菌による炎症や湿疹が原因になることもあります。

対処

触って痛みが走る場合はなるべく刺激せずに早めに耳鼻科を受信しましょう。炎症がひどくなると、抗生物質などが必要にある場合もあります。

鼻の横を押すと痛い

鼻の横を押すと痛い

原因は3つ、考えられます。

 鼻の皮膚の下に膿瘍を形成している場合

ニキビのように表面が赤くはれて、見た目で分かる場合と皮下で見た目はほとんどわからなくても、触るとやや硬く触れる場合があります。これは、皮膚表面に近い場合には抗生物質入りの軟膏で治療し、皮下の奥の場合には抗生物質の内服薬で治療することになります。

鼻内に鼻漏の固まったものや異物がある場合

鼻の中の固いものが、鼻を押すことによって、粘膜を刺激して痛みが生じます。鼻内の異物を取り除く必要があります。

鼻前庭炎

鼻の穴を入ったところは数ミリ~2センチほど皮膚があり、その奥が鼻の粘膜になっています。その鼻の穴の中の皮膚の部分のことを鼻前庭といいます。他の皮膚で起こるような病気は、この鼻前庭でも起こります。湿疹や炎症が起これば、鼻の横を押すと痛みにつながります。鼻前庭の病気を軟膏等で治療します。

鼻が痛い場合に行う検査

鼻が痛い場合に行う検査

問診ののち、鼻の痛み原因を推測し、確認のために必要な検査を行います。鼻の病気だけでなく、患者様の環境、習慣などに原因が潜んでいる可能性も考慮し、正確な診断に努めております。

鼻が痛い場合の治療法とは?

鼻が痛い場合の治療法

鼻が痛い場合の治療法は、以下になります。

風邪

内服薬にて症状を緩和します。栄養をしっかりと摂り、十分な睡眠を確保しましょう。

ヘルペス

抗ウイルス薬の使用で、悪化させることなく短期間で治すことが可能です。免疫力が低下すると再発しやすくなるので、安静にして体力を回復させることも大切です。

慢性副鼻腔炎

放置していると悪化するため、鼻の痛みや鼻水が続く場合には、耳鼻咽喉科を受診して正しい診断を受けてください。鼻・副鼻腔にたまった鼻汁を除去し、薬による治療を行います。また、場合によっては手術が必要となることもあります。

悪性腫瘍(がん)

主に、手術、放射線療法、化学療法などが用いられます。

アレルギー性鼻炎

点眼薬、点鼻薬、または内服、鼻レーザー手術によって症状を緩和する「対症療法」と、アレルギーの原因となる「アレルゲン」を含んだ治療薬を口に含み体質を改善し免疫を作ることで、アレルギー症状を治したり症状を抑えたりする効果が期待できる「舌下免疫療法」という治療法もあります。下のページにてより詳しく解説しております。

鼻乾燥(ドライノーズ)

部屋の湿度を調節したり、マスクにより保護することで改善が見られます。ただし、専門的な治療が必要な病気の症状の一つという可能性もあるので、耳鼻咽喉科の受診をお勧めします。

鼻のかみすぎ

鼻をかみすぎないこと、また強くかまないことを心掛けてください。耳鼻咽喉科で鼻水を抑える治療を受けられるのも一つの方法です。

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鼻に関するその他の症状

以上鼻が痛い原因と治療法について解説させていただきました。その他の鼻に関する症状は以下のページにて解説しております。