- 鼻くそとは
- 鼻くその様々な状態の原因
- 鼻くそが溜まりやすい
- 鼻くその色の違い
- 鼻くそに血が混じる
- 鼻くその乾燥
- 鼻くその掃除方法
- 赤ちゃん・新生児の鼻くそ
- 耳鼻科の受診の目安とセルフチェック
- 鼻くそのお悩みを解決するなら老木医院へ
- 鼻に関するその他の症状

鼻くそ…とても嫌な響きの言葉ですね。もっと上品な言い方がないものかといつも思ってしまいます。
鼻くその原因や状態、その対処方法について、耳鼻科医が分かりやすく解説します。
もし、鼻くそのことでお悩みの方がいれば、当院にご相談ください。
鼻くそとは
鼻の中の、液体ではないある程度固まったもののことをこう呼ぶようです。これができる原因は、鼻の内と外にあります。
鼻の中からの要因
鼻の中からの要因としては、鼻水や、蓄膿などの際に鼻の奥から出る膿汁が鼻の穴付近で水分が抜け、固まったものです。
もし鼻水が多いと、それが乾燥して塊になり、頻繁に鼻くそが溜まりやすくなります。
鼻の外からの要因
鼻の外の要因としては、鼻毛や鼻の粘膜が息を吸ったときの吸気中のホコリやゴミを取り除き、肺にきれいな空気を送るためのフィルターの役割をしているためです。
ホコリっぽいところにいくとドンドン鼻の中にホコリが溜まっていくことになり、それが鼻くその主な成分となります。
鼻の中からと外からの成分が混ざり合ってカタマリを作り、鼻くそとして認識されるのです。
鼻くその様々な状態の原因
鼻くそが溜まりやすい
鼻水が多い

アレルギーや風邪、炎症によって鼻水が多くなると、鼻くそが多くなりやすいです。
鼻水に含まれる成分が固まることで、鼻の中に塊ができ、それが鼻くそとして溜まります。特に季節の変わり目や花粉症の時期などは、注意が必要です。鼻水が多いなどの症状が長引く場合は、当院にご相談ください。
ホコリっぽいところに長時間いる
周囲がホコリっぽいところに長時間いると鼻にホコリがたまりやすくなり、鼻くそが多くなります。ただ、PM2.5などの微粒子は鼻の粘膜だけではキャッチしきれず、気管支や肺にまで到達し、様々な症状を起こします。
鼻くその色の違い
鼻の中から出てくる鼻水の色と吸い込む空気のホコリの色によって鼻くその色は決まります。
鼻水の色
鼻水は普通は無色ですが、副鼻腔炎(蓄膿)などがあると緑色や黄色がかった膿汁が出てきます。
ホコリ
外のホコリが車の排気ガスなどであれば、黒いススを吸い込むことになるので、鼻くそは黒くなります。
鼻くそに血が混じる

鼻くそに血が混じる場合は、鼻の中のどこかに出血しているところがあるということです。
鼻出血で一番多い出血部位は鼻中隔という鼻の左右を分ける壁の前端部で、指でも触れることができるほど浅い場所です。そこには毛細血管が集中しており、外からの刺激を受けやすいので鼻血の9割以上はそこからの出血です。もっと奥の鼻の粘膜や副鼻腔の病気が原因で血が混じることもあります。
一番多い原因は鼻の触りすぎですが、続く場合には耳鼻科での診断が必要です。気軽に当院にてご相談ください。
鼻くその乾燥
乾燥する原因もやはり内と外にあります。鼻水が少ない場合には乾燥することが多くなりますし、外の空気が乾燥している場合もやはり鼻くそは乾燥して硬くなります。
鼻くその掃除方法
鼻をかむか綿棒で取れるか、試してみてください。それでも取れなければ無理をせず、当院にご相談ください。
赤ちゃん・新生児の鼻くそ

新生児や赤ちゃんに多く見られる鼻くそは、鼻水が鼻の穴付近で水分が抜けて固まったものです。
赤ちゃんは鼻をかむことも中に吸うこともできないので、鼻の穴付近で鼻水が滞留するとどうしても固まりやすくなります。あまり緑色とか黄色の鼻くそが続くようならばい菌の炎症を疑い、抗生物質が必要なこともあります。
いずれにしても長引くようなら当院にご相談ください。お困りでしたらお早めにご相談ください。
赤ちゃん・新生児の鼻くその掃除
細めの綿棒で取れるか、試してみてください。または、鼻吸い器をお持ちの場合はあてて、吸い取ってみましょう。それでも取れなければ無理をせず、受診いただくことをお勧めします。
赤ちゃんは大人と違って口呼吸があまりうまくできません。鼻づまりが見られたら、お早めに受診してください。
耳鼻科の受診の目安とセルフチェック
受診の目安
以下の症状が見られる場合は、早めに耳鼻科を受診することをお勧めします。早めの受診で、症状の悪化を防ぐことができます。
- 鼻水の色が黄色や緑色に変わった
- 鼻くそに血が混じる
- 鼻くそが多ぎる
- 鼻くそがたまり続ける
セルフチェック
以下の項目にチェックを入れてみてください。もし2つ以上の項目に該当する場合は、耳鼻科の受診を強くお勧めします。
- 鼻水が緑色または黄色に変わった
- 鼻づまりが長期間続き、呼吸がしづらくなった
- 鼻くそが頻繁に出てきて、取りづらくなった
- 鼻血が出ることが多くなった
- 鼻くそが最近増えたと感じる
症状を悪化させないためにも耳鼻科の受診を受けることが大切です。
鼻くそのお悩みを解決するなら老木医院へ
鼻くそが多い、鼻づまりが気になる方、放置しておくと悪化する可能性があります。これらの症状は、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎など、何らかの病気が原因となっていることがあります。
老木医院では、患者様に寄り添いながら丁寧な診察と治療を行います。症状が長引かせないためにもお困りでしたら当院にご相談ください。
地域密着で安心の診療体制
耳鼻咽喉科サージクリニック老木医院は、地域に住む皆さまが安心して通える耳鼻科を目指しています。小さなお子さまからご年配の方まで、幅広い世代の鼻の症状に対応。普段から気軽に相談できる「かかりつけ医」として、長く信頼いただける診療を行っています。
専門医による丁寧な診察と治療
鼻の中は自分では見えないため、症状の原因を自己判断するのは難しいものです。当院では経験豊富な耳鼻咽喉科専門医が、一人ひとりの症状に合わせた治療を行います。わかりやすい説明を心がけ、不安や疑問を解消しながら治療を進めていきます。
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お鼻の諸症状でお悩みの方は、どうぞお気軽に当院へご相談ください。
症状が軽いうちに治療を始めることで、早い改善につながります。まずは一度、ご相談ください。お仕事帰りや学校帰りにも通いやすい体制を整えています。
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鼻に関するその他の症状
以上鼻くそについて解説させていただきました。その他の鼻に関する症状は以下のページにて解説しております。
















